『レイヤー・ケーキ』(原題:LAYER CAKE) 2004年、イギリス
監督:マシュー・ヴォーン
脚本:J・J・コノリー
撮影:ベン・デイヴィス
出演:ダニエル・クレイグ、コルム・ミーニイ、シエナー・ミラー、ケネス・クラナム
   ジョージ・ハリス、ジェイミー・フォアマン、マイケル・ガンボン、マーセル・ユーレス
   トム・ハーディ、テイマー・ハッサン、ベン・ウィショー、バーン・ゴーマン
   サリー・ホーキンス、ナタリー・ルンギ、フランシス・マギー、ジェイソン・フレミング
   デクスター・フレッチャー、スティーヴ・ジョン・シェパード、スティーヴン・ウォルターズ
   マーヴィン・ベノワ、ポール・オーチャード、ルイス・エメリック、ドラガン・ミカノヴィッチ 他
物語:麻薬ディーラーXXXX。表と裏の二つの顔を持ち、自らのルールに従って好調なうちに
   裏会社からの引退を考えていた彼に、新たな仕事が舞い込んだ。
   それは訳ありの娘の捜索と、ドラッグ“エクスタシー”の処分。簡単に済むはずの仕事。
   ところが、裏会社にうごめく欲望の渦の中で、次第に思わぬ窮地へと追い込まれ・・・。

(映画☆☆☆☆、ダニクレ度☆☆☆☆☆)

いや、懐かしいな。こういうリズムの映画大好物です。オフビートという表現が正しいのかよくわからないけど、そんな感じの映画というか。音楽やタイミング、何より、ダニクレの声の質とセリフの言い回しが大変よろしい。スタイリッシュなこんなの一時流行ったよね。

で、そうそう、DVDの特典にどこかのシアターでのトークショー的なものが入っていたのだけれど、そこでマシュー・ヴォーン監督が『スナッチ』や『ロック、ストック&トゥー・スモーキング』では演技が出来ない人もいて大変だったから、自分の監督映画では基本的に演技派を使うことにした(それでダニエルを主演に)ということだったと話していて、やっぱりなと思った次第。ガイ・リッチー監督のやつ観た時にちょっとソレ感じていて。

あと、このトークショーでダニクレが「陳腐な言い方かもしれないけれど映画は『長く熱い週末』みたいに景色も大切だと思うんだ。そういう意味でもこの映画はロンドンを素敵に映しているって思う」って言っていて、なんかいいなとニヤニヤしながら見つめました(危ない・笑)

何やってもうっかりと色気がダダ洩れになってしまうダニクレですが、この映画でも健在です。ガオ的にはベッドで寝ている姿がひじょうに好きです。名優、マイケル・ガンボンさんとのやりとりなんか永久保存版なんじゃないですか?そんでもって、ラスト!!おい!!!Q!!!!って叫んじゃったよ(謎涙) ベン・ウィショーさんとは旧知の仲なのですね。イギリス最高だなあ。いい俳優マジで揃いすぎ。大好きだ。

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