「時計じかけのオレンジ」
1971年イギリス映画
監督 スタンリー・キューブリック
出演 マルコム・マクダウェル 他
はじめてこの映画を観た時の事は 今でもおぼえている あまりのすごさに大好きないちごケーキも のどをとおらなかった アタシにとって いちごケーキが目の前のあるのに 食べれないなんて大事件だ だって、どんな事があっても 甘いのの誘惑には勝てないアタシだから
アートな映像は どのシーンをとっても 絵になる おしゃれな感じ 引き出しにはいってる小物でさえもなんだかおしゃれ その中でアレックスは アルトラ=超暴力的な日々を過ごしている。 悪魔のようだが悪びれない ただひたすらアルトラな日々を楽しんで生きている そして映画の後半 もっと恐ろしいことがまっている 最後まで目が離せない
キューブリックの言いたいことを 勝手に想像するとすれば アタシの目からは たったひとつの事のように感じる 「突撃」「2001年宇宙の旅」「シャイニング」 「フルメタルジャケット」その他色々あるけれど すべてに共通してるのは 人間が人間じゃなくなる時の瞬間の恐さ ボーダーを越えたその瞬間 そして、誰の身にもおこるかもしれない 人間の弱さをクールに強く語りかけてる気がする
「時計じかけのオレンジ」 この映画を超ブラツク味の ブラック・コメディとして観るか 真剣にまっすぐ観るか どっちからせめても すごい映画には間違いない |