1999年アメリカ・イタリア映画
監督　ジュゼッぺ・トルナトーレ
脚本　ジュゼッペ・トルナトーレ
出演　ティム・ロス、プルート・ティラー・ヴィンス　他

ファーストシーンから　やられた
1900年ヴァージニアン号
　船の中ひしめく人々
移民達が自由の女神を目撃する
どよめく歓声「アメリカ！！」
その興奮がアタシの心にも届いて
どどどーーっと涙あふれる

その船のダンスホールのピアノの上に
置き去りにされたレモン箱の中の赤ん坊
気のいい機関士ダニーがその子に
ナィンテーン・ハンドレット・・
正確には、
ダニー・ブードマン・T.D.レモン・ナィンテーン・ハンドレッド
という名をつける。ちなみに
「T.D」はダニーによると
「Thanks Danny」という事らしい（笑）

まさに映画！！
夢のようなシーンが何度もでてくる
どんな言葉を使っても表現できない事がある
だからこそ映画が存在してると思う　この瞬間
心ときめく映像　そして・・

自分の最後を自分できめる
どうして？と涙あふれたけれど
どうして？と一瞬でも思ったのは
人生とはこうあるべきという
きめつけがあったのかもしれない

ナィンテーン・ハンドレット・・
彼の選んだ道を受け止めるよ
彼の人生だから
とても痛くてつらいけれど
もう、悲しまないよ。

幸せとは答がたくさんある。
そんな事を教えてくれた映画だった