「バグダット・カフェ」
1988年ドイツ映画 監督 バーシー・アドロン 脚本 バーシー・アドロン、エレオノール・アドロン 音楽 ボブ・テルソン 出演
マリアンネ・ゼーゲブレヒト CCH・パウンダー、ジャック・バランス 他
「この砂漠の道はベガスから何処へ? 今までよりはきっとマシなところ ハイウェイ沿いの小さなカフェ 聞こえる?あなたを呼ぶ私の声 何かが変わる すぐそこに新しい幸せが」
謎の旅行者ドイツ人女性 ジャスミン本当の名はムンシュテットナー でもジャスミンでいい(笑) いつも大声でイラついてるカフェの主ブレンダ 彼女は毎日の生活に疲れている そしてジャスミンも傷ついている だけど、この出会いが奇跡を呼ぶ
カチンコチンになった心が ゆっくり、ゆっくり
とけていく この映画は日常のファンタジー 視線をかえれば、 こんなにも幸せが落ちている
とにかく、カメラの視線 色、音楽、音楽の入るタイミング 空気、味、出てくる人々の人生達 全部大好き
この映画を観るたび 心の中に、ぽっと小さな花が咲く いかついブレンダの顔が笑顔に変わるように 大丈夫、愛があれば バグダット・カフエに行こう ジャスミンがいる 乾いた心が魔法のように潤うから 今日も明日も生きていこう |