「俺たちに明日はない」

1967年アメリカ映画
監督 アーサー・ペン
脚本 デビット・ニューマン、ロバート・ベントン
出演 ウォーレン・ベイテイ、フェイ・ダナウェイ
    ジーン・ハックマン、エステル・パーソンズ 他

とにかく逃避行ものが
なぜか好きで
この映画は逃避行ものの中でも
決定版なのかもしれない

つまらない日
窓の外をみたら
かわいい男が車を盗もうとしてる
車なんかどうでもよくて
ただ、知らない誰かと
いつもと違う会話がしたい。
二人は歌うように声をかけあい
出逢った。
そしていつの間にか一緒に生きていた。
町を出たかったのかもしれない。
一目惚れかもしれない。
ただ、つまんなかっただけかもしれない。
でも、ボニーの気分は手にとるように
感じることができた。

ボニー&クライド
きっと悪気なんかなかったんだね、きっと。
はじめは世界を
手に入れたと思ってた二人
だけど終りがくる事を
体の端っこのほうで知ってたかもしれない

ラストの衝撃は今観ても
かなりショックだ。
映画史に残るラストシーンなんて
おきまりの言葉じゃたりないくらいに。
瞬きするのを拒否されたみたいに。
あまりの衝撃に
言葉を失ってしまった。

さようなら。
ボニー&クライド。




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