1997年アメリカ
監督 ポール・トーマス・アンダーソン
脚本 ポール・トーマス・アンダーソン
出演 マーク・ウォルバーグ、バート・レイノルズ、
　　　ジュリアン・ムーア、ヘザー・グレアム、
　　　ウィリアム・H・メイシー、ジョン・C・ライリー
　　　フィリップ・S・ホフマン、ドン・チードル、
　　　ルイス・ガスマン、トーマス・ジェーン、
　　　フィリップ・B・ホール　他

この映画のキャッチコピー
ーー世界中が興奮し感動した青春映画ーー
アタシはこれに、
心がぐぅぅーっとなるほど・・と、
付け加えたい。

1970年代後半から80年代前半の
ポルノ界を描いた青春映画。
アタシはとにかく元々昔から
色んな人がたくさんでてくる映画が大好き。
エディのちにダーク・ディグラー（笑）
ジァック、アンバー、
ローラガール、リトル・ビル、
リード、スコティＪ・・・、
その他、この映画に出てくる人生達すべてが
愛しくて、笑えて、
どこか切なくて、もの悲しい
だけど、生きてる。
傷だらけでも

とりわけエディ・・ダークの
切ない痛さには
どこか共感さえしちゃうの。

親から愛されず
金もない、何もない
ただひとつ自慢できるのは
でかい立派なアソコをもってるだけ
滑稽かもしれないけど
なんか切ないんだよ
人には何か　ひとつ　とりえがある
家を出ていく時のエディ
その姿を目撃してたら
胸のここんとこが、ギュっと痛くて
抱きしめてあげたくなった。

ポルノ、ドラッグ、自殺、疾走・・
この映画を観てアタシは監督の
ポール・トーマス・アンダーソンが
大好きになった。
きっと、温かい人なんだ。きっと。

地球からほうりだされたように
あつかわれる人々の
もの悲しい、でも笑える
最高の青春映画
「・・助けて・・」
泣きじゃくるエディ・・。
今、生きる居場所は、ここしかない。
ここで生きるんだ

追伸・・マーク様
すごいっす。ものほん？（爆）