「ベティ・ブルー」

1986年フランス映画
監督 ジャン=ジャック・ベネックス
出演 ベアトリス・ダル、ジャン・ユーグ・アングラード 他

「ムール貝よ」

海辺の白い家
湯気がたってる両手鍋
真夏の開けっ放しの部屋でチリを食べる
喜びの時は ムール貝と七面鳥とワイン
おちる夕陽、サックスの音
彼女は特別な感性をもつ奇妙な花ベティ

愛だけがすべての女ベティ
好きよ、大好き それがすべて
他人から見るとゾッとする女
純粋とはそういう事かもしれない
そんなベティを心いっぱい愛するゾーグ

ゾーグはいつも感じてる

「ベティは足を折った 野生馬
壁をこえようと 転んでは 起き上がる
緑の大地を 駆け巡る 夢をみながら
陰気な囲い地に生きている
大地を駆け巡るのが ベティの本能なのに」

感じるまま 生きて、生きて、生きようとすればするほど
心からすべての血が流れるベティ
傷つきすぎたベティのラストは、あまりにも・・

思い出の中 ゾークは再び鍋を火にかける




[ムール貝のガオ風]
 ベティとゾーグが幸せだった頃ベティが
 ゾーグに贈ったムール貝料理を勝手に 
 想像しちゃったレシピ。ムール貝15個ぐ
 らいはよく洗う。鍋にムール貝、長葱 
 のみじん切り、ローリエ、バターたっ 
 ぷり、酒コップ半分をバァ〜と煮て貝が
 開いたら塩こしょーパセリのみじん切り
 をまぶす。きりっと冷やしたワインと一緒に。
 あさりでもおいしい。



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